偉大なる散歩

アクセスカウンタ

zoom RSS あなたに にた おもいやりのある こどもに。

<<   作成日時 : 2011/09/17 23:43   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

MOTHER3のラストについて思うこと。
ネタバレの上、色々と痛いです。


















このゲームのラスト、今思うと疑問が残ります。

最終決戦での双子の一騎打ち中、絶命したはずの2人の母、ヒナワの声が何処からともなく聞こえてきます。それは感情を失ったクラウスの心を呼び戻そうとするもので、幾度も呼びかけた結果クラウスは遂に我に返ります。
そこでヒナワのこの一言↓

クラウス・・・・ クラウス・・・・
もう おかあさんのところに おいで
つかれたでしょう おいで クラウス


この直後にクラウスは自身の肉体に致命的なダメージを与えて、「ながいねむり」につきます。(絶命したのかは定かではありません)
しかしこれらのシーンでヒナワの言っていることとは要するに、

「クラウス目を覚まして!」
  ↓
「正気に戻ったのね。ああ本当に良かった。じゃあ死になさい^^

…ってことですよね。
いくら体がキマイラ化したからとは言っても、我に返った息子に死を促すヒナワの姿勢には疑問を投げかけたくなります。


実際、ゲーム8章にて、以下のような光景があります。
エンパイアポーキービルのパーキングエリア周辺にいる研究員と、2匹のキマイラ。彼の話によれば、このキマイラ達は何故か人間に懐いてしまい、危害を加えてくる心配はないとのことです。

このように、その辺の動物キマイラでさえ人間の世界に解け込めたのですから、記憶や感情を取り戻した人間キマイラが再び人の世界に戻れないはずはないと思うのですよね。それなだけにヒナワの「クラウスさっさとこっち(あの世)に来なさい」発言には違和感を覚えてしまうのです。


何でクラウスを引き寄せようとしたのかしら。意識は正常でも体が異常だから生かすのは可哀相ってこと?我が子の痛々しい姿を見たくないばかりに死を促したってこと?
なんというか、家族心中に息子を巻き込むそれと、つい重ねて観てしまいます。あくまで息子は自分の所有物であって、その子の生死の選択権は自分が握っている、みたいな。

私自身は自分の子供を授かったことがないので、母親としてのヒナワの気持ちは分かりません。でも彼女がクラウスに勧めていることって結構酷いことだと思います。最終決戦の雰囲気についつい流されがちですが、自分ならばどのような形であっても我が子には生き続けて欲しいと願うと思います。理想論ですね。


このゲームはタイトルからしても母親を崇める姿勢が窺え、内容に至っても「ヒナワ=優しいお母さん」だと何かと刷り込まされます。このゲームの制作インタビューに目を通すと分かるように、糸井さんは自身にとっての理想の母親像をヒナワに投影していらっしゃるようですね。でもそれはあくまで糸井さんにとっての理想像であって、必ずしも誰にとってもの慈母ではありませんし、また無理して口を揃える必要もないと思います。


ところで、そもそも何でクラウスはキマイラ化したのかといえば、ヒナワの仇をとるためにドラゴのいる岩山へ向かう途中で崖から転落し、ブタマスクらに拾われてメカキマイラへと改造されたためでしたっけ。
自分はあの時転落したクラウスは単に瀕死だったのかと思っていましたが、絶命していた、という見方もありますね。その場合であれば、死んでも体を利用されるクラウスをヒナワは救ったということにもなるのでしょうか。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
あなたに にた おもいやりのある こどもに。 偉大なる散歩/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる